サラリーマンの時は、健康保険の手続きは全て会社がやってくれて、保険料は給与からの天引きで、保険証も更新時に会社が渡してくれました。
ところが脱サラをした場合は、全て自分で手続きをして、保険料も毎月自分で支払わなければなりません。
保険料の未納が続くと、短期保険証という期間の短い保険証となってしまいます。
そこで、脱サラをする前には、健康保険について知っておくことが必要です。
サラリーマンの健康保険
サラリーマンの時に加入していた健康保険は、大きく2つに分かれます。
主に中小企業が加入している「協会けんぽ」と、大手企業が自ら運営している健康保険組合です。
どちらも健康保険料は、給与の○○%として計算され、給与からの天引きされます。
また、保険料の半分は事業主が負担し、さらに扶養家族の保険料はかかりません。
この健康保険のメリットは、傷病手当金と出産手当金で、該当する時に申請をすることで支払われます。
傷病手当金は、私傷病で会社を休んだ場合に給与の3分の2が最長1年6か月支給され、出産手当金は、出産の前後会社を休んだ場合に給与の3分の2が支払われます。
個人事業主や自営業者の健康保険
一方、自営業者の健康保険は国民健康保険です。
この保険料は、前年の所得をもとに計算され、扶養家族がいる場合は
本人の保険料 × 扶養している家族の人数
となります。
扶養家族が多いと、たとえ本人の所得が少
コメント