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生命保険会社はブラックか?保険営業から見た実態とは

経済ニュース
写真は参考書籍書影
保険営業についてどのような印象をもっているだろうか。会社のお昼休みに来て、あめ玉を置いていく。たまに、「アンケートお願いします」といって机のうえで用紙が置いてある。しかし、よく見ると、家族構成やとにかく個人情報に関する項目が多いが管理は大丈夫なのか。月末になると、頼みもしないのに営業マンの瓦版(手作り冊子)が配れらる。
相手がやり手で、こちらに知識が無いとかなり手強くなる。本体が軽自動車、オプション数百万円をつけているような人をたまに見かける。いやいや、だったら最初からベンツを買ったほうがいいではないか。ところが、会社の大株主が保険会社ということも多いから、冷たくあしらうこともできない。なかなか難しいものである。
今回は、『成績のいい人はモテる人』を紹介したい。著者は、ファイナンシャルプランナーの下澤純子(以下、下澤氏)。シングルマザー、資格なし、経験なしの工場パートから、実体験をもとにステップアップした実践書になる。
いいお客様ばかりではない
――保険営業にはある特徴がある。なにしろ業界イメージが昔のままの人が多い。
「保険は、家族のため、自分のために加入するものです。そのために知識を提供したり、人生設計をしてあげるのが保険営業の仕事なのです。営業はその部分に対しての正当な報酬を得ていますから、頭を下げる立場ではないのです。私は、お客様の方からお礼を言われるよ

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