Wikipediaより:編集部
いまの日本にとって、相撲がモンゴルとの友好関係に役立っていることは、日本外交にとって一個師団に匹敵するくらいだ。日馬富士問題で保守系の人までがその効用を忘れているのは困る。
中国などにとって眼の上にタンコブ的な日本とモンゴルの良い関係を悪くしたいと思われる人と、モンゴル人力士がともかく嫌いという国粋主義者が手を組んでいるのは不思議な光景だ。少なくとも、モンゴルの世論が日本に対して悪い印象を持つような収め方は勘弁して欲しい。心ない発言をする、保守派の人は、2010年名古屋場所で相撲協会が天皇賜杯を辞退したときに次のようなエピソードがあったことを忘れてないか(日刊スポーツ記事を要約)。
白鵬のもとに、天皇陛下から応援メッセージが届いた。「おねぎらいとお祝い」という天皇陛下の言葉の入った文面。3場所連続全勝優勝などの偉業を達成した白鵬をたたえ、激励する内容だった。陛下が優勝力士に書簡としてお気持ちを伝えるのは異例。協会が天皇賜杯の表彰を辞退し、涙を流して悲しんだ白鵬を気遣ったと推測される。白鵬は会見で感激の言葉を口にした。
思わぬ吉報に、白鵬の目は潤んでいた。「こんなにうれしいお言葉はない。今年はまだ2場所ある。その2場所を、天皇陛下のお言葉を糧に頑張っていきたい。(書簡の)コピーをいただいたので、この世に2通しかない。1人で読みたい」と、喜びをかみしめた
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天皇陛下の手紙に涙した白鵬と保守派の攻撃
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