プロフェッショナル人材向けの転職サービス「ビズリーチ」を手がけるビズリーチは本日、事業承継の課題の解決を目指す新サービス「ビズリーチ・サクシード」のリリースを発表した。
人口の高齢化に伴い、中小企業経営者の高齢化も進んでいる。経済産業省と帝国データバンクの調査によると、2025年には約245万人の経営者が70歳以上となり、約127万社に後継者がいないという。2016年には休廃業・解散件数は約3万件だ。休廃業する企業のおよそ半数は黒字事業であり、後継者がいれば事業を継続できた会社も少なくない。
ビズリーチはこれまでに累計7200社以上の企業の採用支援を行い、全国44箇所の自治体との連携や委託事業の中で、地方企業の採用支援事業などに携わって来た。「採用支援を進める中で、必ず中小企業の後継者問題に直面してきた」とビズリーチ代表取締役社長を務める南壮一郎氏は話す。
事業承継の選択肢としては、親族や従業員への承継の他、外部人材の採用、他企業への事業承継(事業承継M&A)がある。ビズリーチではこれまで経営人材・後継者の採用支援という面で、企業の事業承継を支援してきたが、今回リリースする「ビズリーチ・サクシード」では「事業承継M&A」により、中小企業の経営の選択肢を増やせるようにしたい考えだ。
「ビズリーチ・サクシード」は、事業承継を検討している企業と譲り受け企業を
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