山尾氏公式サイトより:編集部
前回のブログで、「立憲主義違反」を国会で叫ぶ枝野幸男代表について書き、公人の責任として、きちんと議論をしてほしい、と書いた。
その後、山尾志桜里衆議院議員が、関連したことを語っているインタビュー記事を見つけた。山尾議員は、立憲民主党員ではないが、同党の会派を代表して衆議院憲法審査会に参加するという。そこで記事を読んでみた。そして、呆れた。
自衛権に歯止めをかけることが必要だと強調している。そして自衛権を個別的自衛権だけに限定することが歯止めになるのだという。山尾議員によれば、「自衛権は今、透明人間のような存在で実態がない」ので、今は歯止めがないのだという。自衛権を個別的自衛権に限定する改憲を行うと、初めて自衛権に「実態」が生まれるのだという。
意味不明だ。
自衛権は、国連憲章51条に記載されている国際法上の国家の権利である。日本は国連憲章を批准し、日本国憲法98条の条約遵守義務にしたがって、それを遵守している。日本国憲法に自衛権の記載がないからと言って、それを不思議に思うほうがどうかしている。まして制限がなく「透明人間」になっているというのは、理解不可能な話だ。
自衛権の行使に対する制限は、国際法にしたがって行うのが当然であり、本来それ以外の方法などない。国際法では、自衛権は必要性と均衡性の原則によって制約されており、慣習国際法にもしたがった厳密な運用
スポンサーリンク
山尾志桜里議員の「自衛権=透明人間」論に呆れる
最近の投稿
- PharmEasy’s $5.6 billion value shrinks to $456 million, investor data shows
- 【日経新聞に掲載されました!】マンション、修繕積立の正解は 「段階式」引き上げに難
- Stay Interview: タレントマネジメントを強化する効果的なツール
- イギリス企業がランデブーおよび近接操作のための規制サンドボックスを構築
- 冬のボーナス「2万円」で「ボーナスでなく餅代です!」と怒るパート女性
- 地元カンパニーは「ギフト会社」ではなく「システム会社」である。
- 初めてCSをやってより実感した!カスタマーサクセスは『マーケター×セールス×プロダクト』を兼任する役割である
- 転職後、初の冬ボーナスが「21万円」で衝撃受けた20代女性 前職の半額で「ガッカリした」とこぼす
- 「東京ベンチャー企業選手権大会 2024」の 2次審査進出企業が決定! – 新潟日報
- 「東京ベンチャー企業選手権大会2024」の2次審査進出企業が決定! – エキサイト
コメント