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がん患者さん・家族・団体への恩返しのために

経済ニュース
今年の日本の勤労感謝の日と米国のThanksgiving Dayは同じ日となった。勤労感謝のも日が11月23日に固定されているのに対し、米国のThanksgiving Dayは11月の第4木曜日となっているので、5-6年に一度しか同じ日にちにはならない。この頃から、正月明けまで、時がゆっくりと流れるのが特徴だ。日本の正月休みには時が止まったかの感があるが、米国のこの1か月あまりは、だらだらと時が流れている感じだ。
今、東京医科歯科大学で26日の午後1時から開催される「がん患者大集会」に参加するために、オヘア空港にいるが、意外にも人が非常に少ない。荷物検査に時間がかかると思って早く来たが、荷物検査場もガラガラで、かなり肩透かしだ。連休の中日なので、人の移動が少ないようで、空港のラウンジも今までに見たことがないくらい閑散としている。気候も10月に続いて11月も比較的穏やかで、水曜日の朝にマイナス4度まで冷え込んだが、今の外気温は15度もある。水曜日は完全防備で歩いて出勤した。心臓への負担は心配だが、運動不足も不安なので、マイナス10度までは頑張って歩いて通勤したい。
今回の「がん患者大集合」のテーマは「患者力」だが、このテーマは私には荷が重いので、講演では世界の動きを紹介することに重点を置きたい。しかし、少しだけ触れると、がんを克服するためには、「自分自身のがんと闘う、患者さん自身の力

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