越境ECプラットフォーム「ワンドウ」を展開するInagora(インアゴーラ)は11月22日、KDDIと資本・業務提携を締結したと発表した。KDDIグループのECモール「Wowma!(ワウマ)」の越境ECなどで協業する。
インアゴーラは中国大手のECプラットフォーム「淘宝」「小紅書(RED)」「考拉(Kaola)」など、他社のチャネルと連携。複数のプラットフォームを通じて日本製品を中国の消費者に販売している。
「ワンドウ」の仕組み
今回の協業の柱は主に2つ。
「Wowma!」出店者の中国向け越境ECを支援
インアゴーラとKDDIは共同で、中国市場と日本国内市場への同時進出を可能とする「中国越境・国内EC ワンストップソリューション」を、「Wowma!」「ワンドウ」の出店者に提供する。
インアゴーラが越境ECで培ったノウハウを生かし、「Wowma!」出店者に商品情報の制作・翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応、多チャンネル展開など越境ECに必要な作業をサポートする。
「Wowma!」出店者はインアゴーラの日本国内倉庫に商品を配送するだけで、手軽に中国市場へ出店することが可能になる。
「ワンドウ」出店者が「Wowma!」に出店
「ワンドウ」出店者は、「Wowma!」内に作る「WONDERFULL」ストアを通じ、国内ECでの展開が可能になる。「Wowma!」は出
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