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【映画評】ローガン・ラッキー

経済ニュース
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仕事も家族も失った炭鉱夫ジミーは、一発逆転を目論み、シャーロット・モーター・スピードウェイでまもなく開催される全米最大のモーターカーイベントNASCARのレース中に金庫から大金を盗み出すという前代未聞の強奪計画を企てる。だが、足が不自由なジミーと、戦争で片腕を失った弟クライド、そして美容師でカーマニアの妹メリーという、不運続きのローガン一家だけでは何とも頼りない。そこで伝説の爆破犯ジョー・バングに協力を仰ぐことに。服役中のジョーを一時的に脱獄させ、コトが終わったら刑務所に戻すという奇想天外な作戦は順調に進むかに思えたが、予想外の事態に直面することになる…。
監督引退宣言をしていたスティーヴン・ソダーバーグの復帰第1作となる犯罪コメディー「ローガン・ラッキー」。ツキに見放されたローガン家の面々が悪運を跳ね返すため、大胆な大金強奪計画に挑む姿を描く。複数のメンバーで完全犯罪を目論むストーリーは、ソダーバーグの代表作「オーシャンズ」シリーズによく似ている。「オーシャンズ」がゴージャスでスタイリッシュでド派手なのに対し、本作はユルくてアナログ、垢ぬけない印象だ。だが、これが、肩の力がうまい具合に抜けていて、なかなか面白い。ローガン家はもちろん、爆発のプロのジョーとそのおバカすぎ

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