将来的に法人設立を考えている方や、今まさに法人化の準備をしている方、必見! 初年度から知っておくべき税金について、プライムファイナンシャルパートナーズ会計事務所の菅 彰裕さんにお話を伺う連載の7回目。菅さんは世界4大国際会計事務所のメンバーファームの1つであるPwC税理士法人を経て独立開業された税理士さんです。非上場企業から上場企業まで、幅広いクライアントの業務を担っている菅さんだからこそ知りうる税金の話をたっぷりお伝えします!
前回は、フランチャイズに加盟した際に税金面で優遇されるのか? ということについてお伝えしました。今回は、「数字で語れる経営者になる必要性」についてご紹介します。
フランチャイズ加盟は税金面で有利になる?
~法人設立初年度から知っておくべき税金について【第6回】~
法人設立初年度の経営者の皆さん。どんぶり勘定、していませんか?
「今の収支状況を教えてください」
この質問に、あなたはどう答えますか?
「良いかんじです」「直近は厳しいです」「まぁまぁですが、来年度は大きく跳ねそうです」…。などなど、曖昧な回答をしてしまった人は要注意です。
菅さんによると、設立初年度は資金がショートしてしまう企業が多いと言います。それは、「売り上げはこのくらい上がるだろう。だからこのくらい使ってもいいだろう」とどんぶり勘定で支出をしてしまうからだそうです。
まとまったお金が一
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