JPホールディング公式サイトより引用
前社長のセクハラ騒動で異例の注目を集めるJPホールディングス。まもなく22日午前10時から臨時株主総会を迎えるが、先週この問題をアゴラで書いた後も、委任状争奪戦の激しい舞台裏を物語るように、現経営陣と、前社長の対立はノーガードのボクシングを思わせる展開になっている。
まず前回のおさらい。前社長の山口洋氏が現経営陣との路線対立から、筆頭株主でもある前社長が経営の関与度を強めようとして社内取締役1人の解任と、社外取締役1人の選任を提案。一方、2年前の社長辞任当時は体調不良を理由にしていたのが、現経営陣側が前社長のセクハラ行為があったと公表し、浴衣姿の女性従業員と露天風呂に“混浴”した写真が週刊ポストに掲載される騒ぎになっているところまでは書いた。
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第三者委員会でセクハラ認定も、郷原弁護士参戦で風雲急
その後、先週末(17日)になって動きがあった。
前社長らのセクハラ情報を調べていた、3人の弁護士でつくる第三者委員会が報告書を会社側に提出。公表されている報告書(概要)によれば山口前社長が、特定の女性従業員と食事に出かける様子などを社内で目撃されていたことを指摘した上で、セクハラ行為をあらためて認定している。
(略)また、業務時間外の食事や社員旅行において、前代表者(筆者注・前社長のこと)が、同
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