僕は21歳の時に個人事業主として起業しました。商品はマイラインというサービスで、それまではNTTの独占事業だった固定電話の自由化により、新しく出てきたサービスです。NTT以外にも、現在のKDDIや日本テレコム(現在のソフトバンクテレコム)や平成電電など、当時は様々な企業が新規参入をし、NTT独占だった市場をリプレイスしようとシノギを削っていた時代。
21歳で初めてのビジネス挑戦
弟がマイラインを取り扱う会社で務めていたことで、このサービスを知った僕は「無料で電話会社を切り替えるだけで、電話代が安くなるなんて、切り替えない人がいるわけ無い!」と奮い立ち、当時のテレコムサービス(現在のソフトバンクテレコム)の代理店権利を取得するために、あちこちに電話をかけて、代理店にさせて欲しいと営業電話を掛け続けました。コネもお金も経験も学歴も無かった上に、当時家庭の事情で莫大な借金を背負うことになってしまったので、かなり切羽詰まった状況だったのを覚えています。
暗中模索と言う言葉、闇の中で1人きりという言葉がぴったりと似合うほど、がむしゃらにチャンスを掴もうと、もがいていました。タウンページや、求人情報誌で、マイラインを取り扱う会社に電話をすれど、キャリアも無い、法人でも無い、保証金も無い、コネクションも無く、いきなり電話をしてくる若人にチャンスは中々ありません。今思うと電話回線
人生を振り返って見たら、軽く笑えてきました
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