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欧米で高まるロシアの政治介入への反発に学べ

経済ニュース
ロシア大統領府サイトより:編集部
欧米とロシアのあいだで、政治工作をマスコミやネットを通じてすることを規制しようとする報復合戦が繰り広げられている。
そもそものきっかけは、ロシアがアメリカの大統領選挙に介入したということだが、日本人から見れば過剰反応のような印象しかない。
外国から日本の政治に影響を与えようと工作が行われるなど日本ではやりたい放題になっているからだ。「それは言論の自由の一貫では」といった程度だろう。
アメリカでは、国営ロシア・トゥディのアメリカ支社や、日本のネット社会でもときどき話題になるスプートニクとかいうネットメディアが、1938年に成立した「外国エージェント登録法」(Foreign Agents Registration Act=FARA)のもとで、登録しなければならないなどといわれている。
FARAは外国の権益を代表する人々に、その関係を、開示し、あらゆるニュースに、ロシア政府の影響を受けているなどと明記しなければならない。放送局は、全従業員の給与、住所と電話番号リストの提出を要求される可能性がある。これに対して、ロシアもVOA(アメリカの声)などに同じ措置を要求するらしい。
また、ヨーロッパでもカタロニア分離運動の裏にロシアがいると大騒ぎだ。フランスのFNがロシアと親しいのはよく知られているとおりだ。
ヨーロッパにおけるロシアの存在は、日本にとっての中国と

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