Googleのモバイルページ高速化規格AMP(accelerated mobile pages)に対して、パブリッシャーは複雑な感情を持っているが、消費者は、すぐにロードされるすっきりしたページを喜んでいるだろう。しかし、AMPで最適化されているページが良いコンテンツか、というとそれは怪しい。AMPの力で読者をつかまえても、彼らが記事を一つ読んだあと、さらにそのサイトを深く探究してもらうことが難しい。そこで一部のサイトは、ページを二種類用意して、片方のAMPページの方には“もっと読む”、“詳しく知りたい”などのボタンを載せ、もう片方の本体ページへ誘っている。
この、ケーキを見せることと、実際に食べてもらうことの両方をねらう戦略では、まずGoogleの検索の上位にはAMPページが出るけれども、そこを訪れたらさらにもっと詳しい、内容の充実したページへ行ける、という算段だ。しかしそんな‘釣りページ’は、ユーザーにとっては不愉快であり、Googleも嫌いだから、今後数か月かけてAMP規格を改良し、AMPを使っている釣りページへユーザーが行くことなく、いきなり本体ページの方へ行けるようにする、と今日(米国時間11/16)Googleは発表した。つまり検索の上位に、その種のAMPページ(釣りページ)は載らずに、本体ページが
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