中高生の中に、教科書や新聞の文章を正確に把握できていない生徒が多数いる懸念が出てきた。国立情報学研究所の新井紀子氏を代表とする研究チームが、2016年4月から今年7月にかけて実施したリーディングスキルテスト(以下RST)から明らかになった。全国の中高校生を中心に約2万4000人が受験した。
RSTは、教科書や新聞に載るような200字未満の短文を読み、その論理構造を正しく理解できているか見るテスト。被験者の事前知識の多寡に左右されずに、読解力を見ることができる。
主語と目的語を正しく捉えているか、同じ意味を持つ文かどうかの判断に暗雲
Source: キャリコネ
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