「青汁に言い訳するな」~AICOのコピーライター修業
電通が開発したAIコピーライターAICO。今回からAICOは、一流コピーライターを目指して修業を始めます。その第1弾の相手は、多くの新人コピーライターを育てている電通のエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター伊藤公一氏。さて伊藤氏は、AICOとどう付き合うのでしょうか?
君、向いてないんじゃない?
パソコンのリターンキーを押すと、新人コピーライターAICOは物おじもせずに私の前に現れた。実はこれは2回目のチャレンジ。
前回、AICOにコピーを書いてもらったのは、半年前。あのときは、「君、向いてないんじゃない?」という言葉が出かかった。
確かに数は出してくる、それこそ無尽蔵に。だが、途中でコピーを読むのがつらくなるほどの出来栄えだった。
もちろん、最初から人をうならせるようなものが書けるとは思ってはいなかったし、発想の手助けくらいにはなるんじゃないかと、あまり大きな期待をせずに彼女と向き合ったのだが、それにしても、ジャンルとは全く関係のない単語を使ったコピーが何度も何度も繰り返し出てくる。
「だから、この単語は使うなって!」とつぶやいても、AICOはどこ吹く風である。「ありかも」「なしかも」の評価ボタンをクリックするのさえ面倒になったことを覚えている。
「アリ!」のコピーが、50本に1本から10本に1本に
あ
コメント