薬剤師の不労所得論に殺到した抗議に反論
無名の筆者に異常な数のコメント
ブログで「医療費を食う薬剤師の不労所得」(10月30日)を取り上げたところ、アクセス件数もコメント数も、普段の何十倍という異常な数にのぼりました。感情的な批判論が過半数で、批判されたことに怒り、既得権を守りたいという気持ちがありありです。一方、正攻法で問題点を指摘するコメントもあり、傾聴に値します。
高齢になるほど関心を持つ調剤薬局(医師の処方箋向け)、薬剤師については、これまでも何度か、疑問に思う点に言及してきました。その時はほとんど反応がなかったのに、今回は違いました。財務省、厚労省が18年度予算編成で、調剤報酬などの診療報酬の大幅削減に踏み切るようで、情勢がひっ迫してきたためでしょう。
ブログのコメントは実名、所属組織を明らかにしていません。どこの誰かが分からなくても、反論の論調が似ているところを見ると、多くが薬剤師関係者であり、組織的に動員をかけているのだろと想像されます。ブログの世界では無名に近い私にそこまでやるのは、既得権益が崩される強い危機感を抱いているからでしょう。
感情的な茶化したコメント目立つ
「さすが素人さん、ろくに取材もせずに、いい加減なことを書いたものだ」、「このような記事で筆者は報酬を得ているのか。それこそ不労所得ではないか」(ブログは無報酬です)、「記者というのは、自宅のパソコンで調べた程度の知識をもとに、実態も知らず
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