次の100年に向けて、新しい豊かさを 「パナソニックデザイン展」開催
パナソニックは11月1~5日、港区の東京ミッドタウンで「パナソニックデザイン展」を開催している。2018年の創業100周年に向けてデザインの未来に向けた思いや提案を発信するとともに、同社のデザインの歴史を紹介する。同社は「2017年度グッドデザイン賞」において、全応募者中で最多の84件を受賞した。うち「ベスト100」に5件が認定され、1日に「充電式の耳かけ型補聴器 R4シリーズ」が金賞に表彰された。
開催初日にベルサール六本木コンファレンスセンターで行われたセミナーには、デザイン戦略室の中野二三康室長に加え三つのデザインセンターの責任者3人が登壇。パナソニックデザインの魅力づくりと発信を目的にした同展の説明を行った。テーマは、「Hands-on Innovation」。中野室長は「家電製品の開発を通じて人に寄り添い、暮らしの中から新たな洞察を見いだしてきた。この100年で培ってきたDNAを、暮らしや社会のイノベーションに生かしていきたい」と話した。
また、幅広い分野にわたって製品を展開してきた同社の歴史を振り返り、「多様な事業を営んでいるからこそ、人々の暮らし全体を変えていける。他社にはない、自分たちならではの強みを今後も発揮していきたい」と語った。
会場では、三つ
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