髙崎卓馬氏の考える「感情の振り子」とは? BRANDED SHORTSセミナーレポート
国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下SSFF & ASIA)を運営するパシフィックボイスは10月18日、電通のエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター髙崎卓馬氏を招きトークイベント「BRANDED SHORTSセミナー」を、虎ノ門のアンダーズ東京で開催した。髙崎氏は、広告とはどんなものか、デバイスの変化、BRANDED SHORTSにできることについて語った。
BRANDED SHORTSとはSSFF & ASIAの公式部門名で、「生活者にとっての価値」と「企業やブランドからのメッセージ」を両立するブランディングのためのショートフィルムのこと。今年、髙崎氏はBRANDED SHORTSの審査員を務めている。
企業というクライアントと、広告というクライアントがいる。
登壇した髙崎氏は、まず「広告とは何か」について例をあげながら考察していった。
「NHKの『課外授業 ようこそ先輩』という、出演者が自分の仕事を子どもたちに説明する番組があって、そこにコピーライターの仲畑貴志さんが出ていました。仲畑さんはまず、子どもたちに腐ったトマトを見せて“これを褒めなさい”と言うんです。すると子どもたちは “肥料になる”とか&ldquo
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