10月24日、5年に1度の中国最大イベント「中国共産党大会」が終了しました。
スタートしたのは18日で衆議院議員選挙が佳境に入っていた時期で日本のメディアなどでは扱いが小さかったですが、まさにこの中国共産党大会こそが「今なぜ解散総選挙か?」というその理由であると9月27日の本ブログに書きました。
2017/9/27【総理は言えない】解散総選挙のもう一つの「大義・タイミング」
党大会の演説やあるいは党の報告で習近平・総書記=国家主席=一党独裁の共産党のトップ中のトップは以下のように述べています。
まず中国自身の現状認識について
「立ち上がり、豊かになる段階から強くなる段階を迎えた」。
そして何を目指していくのかは
「現代化した社会主義強国」
と言って、情報化など現代化を進めていくことや今世紀半ばまでに総合的な国力や国際的な影響力を高めるそうです。
”強国”は特にアメリカを意識しているのでしょう。
また
「世界一流の軍隊」
を持つとも述べていますが、今、世界の軍事費・軍事力はアメリカが1位、中国が2位で、経済力も同様です。
ところがあと10数年後の2030年には経済は中国がアメリカを抜いて世界1位になるかもしれませんから、すなわち軍事的にも中国は世界一を目指していると言えます。
いやいやと思いますが、もう一つ”気になる言葉”がありました。
それは今年に入ってから習近平氏が使っている言葉
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