テクノロジー都市として有名なサンフランシスコ。実は環境問題にも敏感な都市として世界的に知られている。2003年には「2020年までに埋め立てゴミを無くし、100%をリサイクルし堆肥化する」という「ゼロ・ウェイスト」目標を設定し、着々とその計画を進めてきた。
同市はこれまで、
2006 - 発泡スチロール・ポリエチレンフォームの使用禁止
2007 - 建設廃棄物のリサイクルを要求
2009 - ドラッグストア、スーパーマーケットでのビニール袋の禁止
2014 - 21オンス(621ml)以下の水のペットボトルの販売を禁止
するなど、政治的・経済的・教育的プログラムを実施し、廃棄物の80%を埋め立て地から転用することに成功している。
しかし、サンフランシスコはその目標達成に対し最後の難題に直面している。彼らが抱える問題とそれを解決するためにIoTを利用した取り組みを見ていく。
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現在の廃棄物サイクル
現在サンフランシスコ市はリサイクル、堆肥化、埋め立てなどのゴミ収集を民間のRecology社とパートナーシップを組み、全てを担っている。
サイクルは主に以下の3つ
青色のゴミ箱 - リサイクル
黒色のゴミ箱 - 埋め立て
緑色のゴミ箱 - 堆
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