写真は参考書籍書影より
アゴラでは、「出版道場」という出版ニーズに応えるための実践講座を年2回開催している。その影響もあり、著者や出版社から献本されることが非常に増えている。良著と思われるものを記事にしているが、今回は、『自分をほめる習慣』(すばる舎)を紹介したい。著者は、人材コンサルタントの原邦雄(以下、原氏)である。
キャプチャーのように、「うさぎ」の写真を使った表紙が印象的な本である。うさぎを使用する本は滅多にないので理由を考えてみた。あるペット屋のHPに、うさぎは感受性が豊かで、人の声を聞き分けると書かれていた。そのため、「ほめる」「しかる」が大切だとのこと。この本のテーマは「ほめる」。それに関連付けをしたものと推測した。
「ほめる」ことで自己を見つめなおす
――原氏によれば、人の悩みは、大きく分けて3つのカテゴリーがあるという。「人間関係」「仕事·お金」「健康」の3つになる。これらの悩みは自分をほめて「自己肯定感を高めること」によって、ある程度の解決が可能になるそうだ。
「この3つは、すべての人が大なり小なり悩みとして抱えています。自分をほめることでセルフイメージを高めていけば、これらも自然と解消されます。『人間関係』についての悩みは、残りの、『仕事·お金』『健康』にも大きく影響します。人間関係の悩みが解消されると、他にも良い影響を及ぼします。」(原氏)
「人間関係の悩み
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