AdobeのフラグシップといえばPhotoshopを思い浮かべるが、写真家やジャーナリストのユーザーがいちばん多いアプリケーションはLightroomだろう。このツールはRAWファイルを現像するだけでなく、露光、ホワイトバランス、色彩など写真のあらゆる要素を補正・編集する機能を備えている。
今日(米国時間10/18)、AdobeはMAXカンファレンスでまったく新しいバージョンのLightroom CCを発表した。現行のLightroomユーザーにはかなりショッキングな変更となる。
新しいLightroomでは使い方が大きく簡素化された。またクラウド接続を容易にすることにも重点が置かれている。現行版のLightroomはハードディスクに写真を保存し、ローカルで現像・修正を完了することを前提としているためきわめてインターフェイスが複雑だ。このためYouTubeにはLightroomの使用法を解説するビデオが大量にアップされている。
今回の新アプリの登場は写真コミュニティーに大きな衝撃を与えるものであることは間違いない。しかし新ツールについて考える前に、現行Lightroomがなくなるわけではないということを確認しておこう。われわれのお気に入りの(あるいは嫌っている)ソフトはLightroom CC Classicと改名される。AdobeはClassicの改良も続けていくと約束した。実際
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