[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4sGjxKrCNWQ&w=560&h=315]
希望の党は9月下旬には「政権交代」をうかがう勢いだったのに、今週の情勢調査ではほぼ立憲民主党と並んでしまった。産経によると、都議選まで高い支持率を得ていた小池百合子都知事の支持率も66%から39%に急落し、バブルが崩壊した。彼女は一部の人の恐れていた「ヒトラー」にはなれなかったのだ。
そのきっかけとしてよくいわれているのは9月29日の「排除」会見だ。これは上のように「前原代表をだましたのでしょうか。共謀してリベラル派大量虐殺とも言われているんですが…」というフリーライターの質問に、笑顔で「排除をされないということはございませんで、排除いたします」と答えたものだ。
これ自体は当たり前のことで、政策の一致しない政党が無条件に合流することはありえない。こういう「排除の論理」は1996年の民主党結成のとき始まったもので、民進党の前原氏も左派の排除はねらっていたと思われるが、彼女はかなり厳格に(というか彼女の好みで)選別し始めた。
これによって排除される側の枝野幸男氏が10月2日に記者会見し、立憲民主党の結成を宣言した。このときは彼の表情にも悲壮感があり、立民党は泡沫政党になると思われた(私もそう思った)が、この直後に希望の党の支持率が暴落した。
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小池百合子氏はなぜヒトラーになれなかったのか
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