今回は元リクルートのトップ営業であり、現在は営業強化のコンサルタントとして活動している リクルートマネジメントソリューションズの的場正人氏に、著書「リクルートのトップ営業が後輩に伝えていること ―一人前の営業になる6つの習慣」のポイント(後半)について伺いました。
第4の習慣
第4の習慣は『わくわくするたくらみを持ってPDCAをまわす習慣』です。営業として2~3年経つとある程度売れるようになります。ここで留まりマンネリ化する人と、さらに営業としての枠を広げていく人との差がつくのが、この第4の習慣です。
PDCAという言葉は聞いたことがあると思います。Plan-Do-Check-Actionの頭文字を取ってPDCAです。例えば「今期1千万円の目標を達成する」という営業目標に対して、1日に5件、1週間で25件、お客様に訪問し続けるという計画(Plan)を立てたとすると、それを行動に移し、訪問するのがDoです。
Checkとは、定期的に、例えば1週間に1回、自らのDoを振り返り、評価と原因を確認することです。平均で1日に4件しか回れていなかった場合、その原因が、会社で報告書を書く作業に時間取られ過ぎていたためだったとしましょう。
であれば、この作業そのものを効率化することを考える、あるいは1件回った時にその周辺で飛び込み営業をするなどの工夫をして
リクルートトップ営業から学ぶ、早く一人前になるための「6つの習慣」とは?【後編】
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