[youtube https://www.youtube.com/watch?v=cAmg7el9CBI?feature=oembed&w=500&h=281]
ホロコースト研究所に勤める40歳のトトは、ナチスドイツの戦犯を祖父に持つ出自から、家族の罪と向き合うために研究に人生を捧げていた。だが、精神が不安定な彼は、2年かけて準備したアウシュヴィッツ会議のリーダーからはずされてしまう。最悪な気分のまま、フランスから来るインターンの女性ザジを迎えにいくが、彼女はホロコーストの犠牲になったユダヤ人の祖母の無念を晴らすために研究に打ち込んでいた。目標は同じだが正反対の立場の二人は最初は反発し合うが、やがてお互いに自分にない何かを求めるように強く惹かれていく…。
ナチスの戦犯を祖父に持つ男とホロコーストの犠牲になった祖母を持つユダヤ人女性が恋に落ちる異色のラブストーリー「ブルーム・オブ・イエスタディ」。ナチスやホロコーストを描く作品は、題材が題材だけにシリアスで生真面目に描かれるのが通常だ。だが本作は、新しいアプローチでそんな常識を打ち破る、変化球のような映画である。トトはキレやすい性格で、ナチス親衛隊員の祖父を告発した本を書いたことで家族から勘当され、妻との間には大きな問題を抱えている、精神的に不安定な男性だ。フランスからやってきた若い女性ザジもトトに負けず劣らずエキセン
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