案外割りを食いそうなのが共産党だ、などと聞くと、選挙の読みが如何に難しいか、ということを実感する。
共産党は、立憲民主党の候補者を支援するためにせっせと自分たちの候補者を下げているようである。
負けることが分かっていても自分たちの組織の拡大や勢力の拡大のために候補者の擁立に奔っていた共産党が、いつの間にかずいぶん融通無碍になっていることに驚いている。
共産党のビラを持って街頭に出ている人たちはお年寄ばっかり、という様子をよく駅頭で見かけたものだが、共産党も組織的には相当弱体化しているようである。
赤旗の購読者も相当減っているのだろう。
まあ、どこの組織も高齢化と組織率の低下に悲鳴を上げているのだが、共産党も例外ではなかったということだろう。
立憲民主党が共産党支持層の受け皿になる、というのはさすがに意想外だったが、ここに来て立憲民主党の健闘ぶりが目立ってきた。
投開票日の22日までどんなことがあるか、まだ何とも言えないが、立憲民主党が共産党氏支持層にどこまで食い込めるか、見ものではある。
今回の選挙は、実に面白い。
蓋を開けるまで、何が飛び出すかわからないところがある。
有権者の選択肢に入らない政党には存在価値がない?
私は、社民党にはもはや政治的な意味での存在価値はない、と思っている。
入れるのなら立憲民主党に潜り込むことだろうが、さて、枝野氏は社民党の人たちを受け入れるのだろう
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