後部に見える排気管は無視していい。あれは一般の見物人をだますカムフラージュにすぎない。Autoblogによると、この車はPorscheがTesla対抗として発表を目論む電気自動車である可能性が高い。Porscheは数年前から、Mission Eと呼ばれるコンセプトでこの車について話してきたが、生産モデルの写真はこれが初めてだ。
写真の車には、コンセプトにあったラディカルデザインは見られない。球状のボディーや特徴的な室内と低い車高はどこかへ消えた。これは全く新しい車というよりは、進化したPanameraのように見える。
Porscheらしい左右の車輪間隔を残していて、フロントはPanameraと異なるデザインを採用している。ヘッドライトはコンセプトと似ているようだ。
一連の写真(上記リンク先)はドイツ、シュツットガルトのPorsche施設の屋外で撮られたもので、Tesla車も何台か一緒に写っている。
ただしこの車の駆動系については情報がない。Porscheにはいくつか選択肢がある。MercedesがSLS AMGで行ったように車輪ごとに電動モーターを付けるか、TeslaのAWD(全輪駆動)モデルのように車軸ごとに1台のモーターを使うか。いずれの場合でもPorscheは持っているもの全部をこの車に注ぎ込むに違いない。Mission Eは、年齢を重ねるTesla Model Sに直接対抗
ポルシェのMission E、テスラ車と並んでテスト中
![](https://techcrunchjp.files.wordpress.com/2017/10/porsche-mission-e-close-tesla-7-copy-1.jpg?w=916)
コメント