今年2月、有明に新オフィスを建てたユニクロブランドのファーストリテイリング。8月にはニューオフィス推進賞の中でも最高の経済産業大臣賞を受賞し、そのデザイン性と実用性の高さはさらに多くの注目を集めている。会社としての労働環境整備だけでなく、日本のワークカルチャーを変えたいという柳井正社長の願いは着実に形となっている。
このオフィスをデザインしたのは、アメリカ・オレゴン州ポートランドに拠点を置くAllied Works Architecture。これまでシアトル美術館、カナダ国立ミュージックセンター、イギリスのホロコースト博物館等の文化的建造物からアメリカのプロサッカーチーム・ポートランドティンバーズのホームスタジアムまで世界中で数多くのプロジェクトを担当している。
同社のプリンシパル、ブラッド・クロエフィル曰く、上で挙げた柳井社長の「日本の労働文化の変革」という超巨大テーマをこの1プロジェクトでどれだけ実現できるかが最大の課題だったという。
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今回は彼らがアメリカ西海岸をイメージして建てたこのオフィスに注目。柳井社長とクロエフィルがサンフランシスコ・ベイエリアのオフィスデザインと文化を日本に導入する上で気を付けた3つのポイントを紹介する。
上記写真は、Allied Works Archite
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