※小池氏(都知事Facebookより引用)と石破氏(©アゴラ研究所)
小池・前原会談で、「会談では小池氏の衆院選不出馬を受け、早期に首相候補を決めるべきだとの認識で一致した」とい報道があったが、だいぶまぬけな話だと思った。小池さんの言葉では、「どういう旗頭で戦うかを整理していきたい」といっているだけだから、考えていくと言う事で決めるとまでは言っていなかった。
まず、いつまでにとも言っていない。次いで、具体的な首班候補を決めるということはまったく触れていない。
10日の告示までは、小池さん自身が出馬する可能性は残っているはずだが、私は非常に可能性は低いと思っている。小池さんは、来年に総選挙があるという予想でいろいろ手を打っていたので、それを察した安倍内閣が支持率が上がったところで急ぎ先手を打ったと思う。もちろん、北朝鮮情勢も、11月のトランプ訪日のあと現在より緊迫するだろうという見通しもある。
したがって、解散以降の小池さんの打ち出す手は、苦し紛れで出す奇想天外な知恵の連続だ。しかし、候補者の数が少なすぎるし、しかも、半数以上が民進党関係者では政権を取っても当てにならない浪人と雑兵の混成集団だ。
しかも、参議院で超少数派なのだから、少なくとも、再来年の参議院選挙までは、ねじれ国会になる。
それでも、間違ってでも首相になるチャンスがあれば出るかも知れないが、その可能性は少ない。ならば、
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