データ連携技術「avenue-cross」やグローバル通信サービスを提供するPlanetwayは9月29日、Mistletoe、ABBALab、福岡を拠点に水産業を手がけるトクスイコーポレーションを引受先として240万ドル(2.6億円相当)の資金調達を実施したことを明らかにした。孫泰蔵氏が率いるMistletoeからは5月にも資金調達を行っている。
今回の資金調達はSAFE(Simple Agreement for Future Equity)という枠組みを用いて実施。SAFEは2013年にY Combinatorが公開した投資用のテンプレートで「将来の株式に関するシンプルな合意」などと訳され、転換社債が持つデメリットを改良したものとされている。SAFEについては2013年にTechCrunchでも紹介しているので詳しくはこちらを参照いただきたい。
Planetwayは現在、世界200ヵ国で利用可能なグローバル通信サービス(IoT向けSIM)を提供しているほか、IoTやAIを用いた新規事業創出に特化したプラットフォーム「avenue」を開発している。創業者兼CEOは日本人の平尾憲映氏で本社は米国サンノゼに構えるが、エストニアに開発拠点を持っている点が同社の特徴だ。
この拠点でavenueのコアテクノロジーであるCross-Industry Data-Access(複数業間でのデータ
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