利己的オーガニックから利他的オーガニックへ
8月24~26日に、パシフィコ横浜で行われた「国際オーガニックEXPO2017」に行ってきました。農家がつなぐ物語を探しに、販売+αの価値を生む情報収集の場「オーガニックマルシェ」や、日本の有機のお酒が一堂に会す初めての試み「BioSAKEヴィレッジ」で生産者の方を直撃インタビュー。その様子をお届けします。
「会う、食べる、話を聞く」農業体験
EXPO会場に入ると展示会ではなく、マルシェが開催されていました。
「物語があっても、それが生産者から流通、消費者へとつながらないと価値は生まれません。お互いをつなぐ場が必要なのです」
そう語るのは、オーガニック食材・加工品で埋め尽くされたマルシェを企画した、オーガニックヴィレッジジャパン(OVJ)、季刊「ORGANICVISION」編集長山口タカさんです。
「生産者と流通、消費者がつながるための場づくりには、二つの要素が必要です。①おいしいモノをそろえ、心地いい空間をつくる。②お互いの顔が見える関係をつくる。今回のマルシェでは、ここに気を使いました」。
山口さんに教えてもらい、農家が持つ物語を伝えるには、物語だけでなく「おいしい!」も感じてもらう必要があり、両方があって、初めてお互いがつながる、ということが分かりました。
「ORGANICVISION」編集長山口タ
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