ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

「新・日本新党」に欠けているもの

経済ニュース

どうやら「希望の党」は民進党と合流し、統一名簿で戦うようだ。これは前原氏の計算に入っていたと思う。今の中途半端なサイズで「野党共闘」しても、小選挙区では壊滅するおそれが強い。小池氏を看板にして、民進党の政党助成金150億円で戦うしかない。
前原氏と小池氏は、1993年に細川内閣ができたときの日本新党の同窓生である。これは偶然ではないと思う。当時も政治腐敗に対する憤りが渦巻き、既成政党を「リセット」したいという世論があった。これ自体は中身がなく、細川護煕氏が日本新党を立ち上げたときも、その名の通り「新しい党」という以外の理念はなかった。
ところがそこに、自民党竹下派の跡目争いに敗れた小沢一郎氏が合流した。これは動機はまったく別だったが、小選挙区制と憲法改正という明確なコンセプトがあり、それを実現する戦略もあった。さらに消費税を上げたい財務省も支援し、宮沢内閣が総辞職してからわずか2ヶ月足らずで政権交代を実現した。
それを同時進行で見た私の経験でいうと、小池新党は日本新党に似ている。「イメージばかりで中身がない」というのは当時も同じで、左翼の社会党から自民党右派の小沢氏まで同床異夢だというのも細川政権と同じだが、一つだけ欠けているものがある。1993年の小沢一郎である。
当時の小沢氏を支えていたのは、実は霞ヶ関だった。彼が自民党の幹事長だったとき書いた『日本改造計画』の編集長は財務省

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました