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留学を選ぶ中国人学生の複雑な事情

経済ニュース
新学期が始まり、知り合いの学生からたて続けに留学の推薦状を書いてほしいと頼まれた。仲介業者が作った案文にサインをするだけのケースが多いのだが、私は一人一人とじっくりと話をし、相手のしっかりとした考えや家族の支援を確認してから、自分の言葉で書くようにしている。こうしたやり方が、学生たちには新鮮らしい。向き合ったコミュニケーションにこそ異文化交流の価値があると思うので、推薦状にかかわるやり取り自体に意味を見出している。おかげで慣れない英語のライティングもかなり上達した。
学部学生の7割以上が女子で、留学希望者も圧倒的に女子学生が多い。中国は学歴を非常に重んじるので、いわゆる一流大学でなければ就職も容易ではない。そこで少しでも箔をつけるために、海外への留学を希望する。過酷な競争社会を生き抜くためには、やむを得ない選択なのかもしれない。一人が行くと、他の学生も感化される。焦燥心理の連鎖も働いている。だが、だれもが行けるわけではない。
夏休み期間、彼女たちは両親と話し合いをし、将来の選択について了解を得たという。多額の学費がかかるので、大富豪でもない限り、そう簡単には工面できない。多くは自分で商売をしている家庭だ。自分が受けられなかった教育を、娘には受けさせてあげたいとの親心がある。学生たちもその親心に感謝し、期待に応えられるよう、勉学に専心する決意が感じられる。
ある学生は、父親が四川省か

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