引退試合の9回、同点弾を放ちガッツポーズの井口選手(ロッテ球団Facebookより引用)
プロ野球ロッテの井口資仁内野手(42)の引退試合(日本ハム戦)が24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。井口選手はこの日、1か月ぶりに一軍登録し、「6番DH」で先発出場。第1打席で左前打を放つと、2点ビハインドで迎えた9回には、現役最終打席になるかと思いきや、バックスクリーン右横へ叩き込む劇的な同点2ラン。チームは延長の末、サヨナラ勝ちを収め、勝利に貢献。現役最後まで「役者が違う」(伊東勤監督)と思わせる活躍ぶりだった。
井口選手とは、たまたま彼がメジャーから日本復帰・ロッテに入団した2009年から2年間、試合を取材させてもらった。私は読売新聞運動部の記者だったが、当時入社9年目の中堅とはいえ、プロ野球の番記者は初めて。翌年、私は記者を辞めたので、結果的には、最初で最後のプロ野球番記者経験になってしまったが、2010年の下克上日本一をはじめ、いまでも井口選手が活躍した試合で思い出深いシーンがいくつかがある。
ただ、その中でもっとも忘れられないのが、2009年4月16日の楽天戦。7-7の延長10回、一死満塁からレフトスタンドに叩き込むサヨナラ満塁弾をかっ飛ばした試合だった(YouTube参照;3:09頃)。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=C
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