「玉音放送」を境に日本人と朝鮮人の立場が逆転した、あの瞬間

1945年8月13日の夜、満州国新京特別市（現・中国長春市）。ひどく急いたように門が叩かれる音に少女Cは目を覚ました。町内会の班長さんだ。母親と班長さんが小声で交わす会話の内容までは知ることは出来なかったが、二人の表情から何か深刻な事態が発生したことだけは、8歳の少女Cにも伝わってきた。班長さんが帰ると、慌てた様子で部屋に戻ってきた母は少女を含めた、幼い三兄弟を起こして宣告した。「今すぐ、（朝鮮）半島に帰る」

Source: 現代ビジネス

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