9月14日、日本の呼びかけにより「世界海上保安機関長官級会合」が東京都内で初めて開催されました。
世界各国の海上保安機関が集まった国際会議で集まった35の国や機関は日本・アメリカ・中国・ロシア・フィリピン・ベトナム・インドネシアなどです。
なぜ日本はこの会議を呼びかけたのでしょうか。
各国の海上保安機関とは、日本では海上保安庁、アメリカでは沿岸警備隊、中国は尖閣諸島周辺で毎日のように領海を侵犯する海警局などですが、会議では各国が活動を報告し、議長総括では災害や海上犯罪への先進的な取り組みを共有することや国際的な人材育成の連携などが盛り込ました。
しかしこれは「お互いに連携を深めよう」「信頼関係を醸成しよう」ということではありません。
日本の意図は、国際的な枠組み作りを日本がリードすることにあり、裏を返せばどんどん”どこかの国”が入り込んで来てしまっているということです。
その国は
「二国間で交渉しましょう」
と言いながら連日、圧力をかけて常態化させています。このまま国際的な共有・ルールを作らないと収まらず、退去させるためにこちらに正当性があることを主張したい日本側の意図は明白です。
議長総括に盛り込まれた「人材育成」に関しても、すでに日本はベトナムやフィリピンと取り組んでて、日本とだけではなく他の国も進める枠組を作ろうということです。
フィリピンやベトナムは日本よりも”例の国”に追
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