僕は九州育ちの一人っ子だが、親に全く頼りにされていないので何年も地元に戻っていない。一応長男であるのに、ここまでのんびり暮らしていられるなんて、自分の境遇に感謝してもし切れない。
だが、地方出身の長男坊となれば、普通はここまで自由にはやっていけないものだ。少なくとも僕の同級生たちを見れば、大卒で首都圏に就職しても、30歳前後で続々と地元に舞い戻っていった。
別に都会の生活に疲弊したというわけではない。地方育ち特有の、「長男だから地元に戻って家族の面倒を見なければならない」や「家業を継がなければならない」というパターンが、マジで多いのだ。彼らからすれば、地元ってのはある種の呪いのようなものなのかも知れない。(文:松本ミゾレ)
「そろそろUターン転職の時期かぁ」自分の生まれの不幸を呪う…
Source: キャリコネ
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