人気のクラウドホスティングサービスDigital Oceanが今日、オブジェクトストレージサービスSpacesを発表した。同社の既存のブロックストレージサービスを補完するサービスだが、16TBという上限のあるブロックストレージサービスと違ってSpacesにはスケールアップの制限がなく、その物理的な量やストレージの仮想マシンへの接続は問題にされない。
Digital Oceanにとってこれは、同社の核となるクラウドコンピューティングサービスを拡張する試みのひとつであり、AmazonやGoogle、Microsoftなどの大手と同格に戦おうとする意欲の表れでもある。もちろん大手はすでに、Digital Oceanの現状よりもずっと幅広いサービスを提供している。
同社のクラウドストレージのプロダクトマネージャーJohn Gannonが、発表声明でこう述べている: “オブジェクトストレージはもっとも要望の多いプロダクトだった。コンピューターのリソースを抽象化したスケーラブルなストレージプロダクトの開発に着手したとき、ここには今日(こんにち)のデベロッパーが行っている問題解決のやり方をリファクターし改良する機会があることに気づいた”。
同社によるとこのサービスはAWS S3の既存のツールの多くと互換性があり、またすべてのデータは256ビットAES-XTSで暗号化されて
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