田舎の人と話していると、「我が町は、企業がないからダメだ」という人が少なくない。でも、地元の町に企業がないことは、大きなチャンスになりうる。
鹿児島県長島町では、僕が副町長を務めた2年間に、
●辻調理師専門学校
●阪急交通社
●ビズリーチ
●カドカワ
●慶應義塾大学
●吉本興業
などさまざまな町外のトップレベルの企業と連携し、地元の企業・住民などと力を合わせて最先端の取組を行ってきた。
連携できた要因の一つは、地元にその業種の企業がなかったからだ。中途半端に、地元に新しい取組を嫌がる企業があったならば、非常に調整に手間取っただろう。時間がかかり、結局、連携できなかったかもしれない。地元にその業種の企業がなかったからこそ、日本のトップレベルの企業と組むことができた。
人も地域もダイヤモンド。光の当て方で輝き方が変わる。
僕がいつも言っていることだが、「我が町は、企業がないからダメだ」と嘆くより、「企業がないからこそ、最先端の企業と組もう」と考えた方がよほど面白いのではないか。
ないものはない。
なければ、来てもらえばいいのではないか。お互いに夢を描いて。
では、どうすれば連携できるか。
それは、「地域づくりは楽しい」ブログを読み込んでほしい。
もっと知りたい!
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