「叱る」と「怒る」は似ていて、ときには同じように使われることも多いです。しかし、どちらが良いのかは、あなたもお分かりでしょう。
「怒る」とは、自らの感情に任せて腹をたてること。相手のためではなく自分のためにする感情表現です。それに対して「叱る」とは、自己中心的でなく、相手のことを考えて諭してあげること。
しかし、怒られるのも叱られるのも「好き」という人はいないでしょう。経営者であれば、叱られる方ではなく、叱らなければならない立場になることが多いでしょう。叱られるのも嫌でしょうが、叱るのも気分の良いものではありません。できれば、叱りたくありませんよね。会社だけでなく、家庭や学校でも規則を守らなかったり、危険なことに関しては叱らなければならない場面がたくさんあります。ただ、叱るべきかどうかは規則のように決められているものだけでなく、価値観の問題もありますし。正解のない世界なので、難しいところだと思います。
叱っても、いくら正しいことを言ったとしても「言い過ぎだったのではないか」「他にもっと言い方があったのではないか」など自分自身反省することもあるでしょう。ちゃんと話を聞いた上で叱っただろうか、本当に叱るべき時だったのか、などいろいろ考えることも多いものです。叱ったことで自己満足するようではいけません。ちゃんと相手に伝わるのが一番ですが、もし納得がいかなくても何かしら相
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