bitFlyerが、全国銀行協会(全銀協)が推進する実証実験プラットフォームを提供するベンダーの1社に選ばれた(発表資料)。同社のブロックチェーン製品「Miyabi」を、新たな決済・送金サービスや本人確認・取引時確認(KYC)、金融インフラの分野での実用化に向けた実証実験に投入していく。今回選ばれた選ばれた他のベンダーはNTTデータ、日立製作所、富士通の各社で、日本の最大手システムインテグレータとスタートアップ企業が並ぶ形となった。
全銀協は日本の銀行のほとんどが加盟する団体で、銀行間ネットワーク「全銀システム」や電子債権記録「でんさいネット」の運営主体としても知られている。全銀協は銀行間ネットワークを視野に入れた実証実験のための「ブロックチェーン連携プラットフォーム」をこの10月にも立ち上げようとしている(発表資料)。今回、このプラットフォームに実証実験環境を提供するパートナーベンダーのとしてbitFlyerが選ばれた。この分野の有力スタートアップとして米Rippleと米R3がある。全銀協に選ばれた時点で、彼らのプロダクトと同等以上の評価を受けたといってもいいだろう。
今後、複数の国内銀行がMiyabiを用いた新たな金融プラットフォームの実証実験に乗り出す見こみだ。それに伴い、銀行の開発パートナーとなる開発会社もMiyabiに基づく環境構築やアプリケーション構築の経験を積むことに
スポンサーリンク
bitFlyerが全銀協ブロックチェーン実証実験でNTTデータら大手3社と競争へ
最近の投稿
- 導入社数400社以上の売れるインフルエンサーメディア「17LIVE」媒体資料
- 日産「閉鎖必至の3工場」を稼働率から大胆予想!ホンダが求める生産能力削減には240万台分が余剰 – 日産 消滅危機
- コンサル採用でデロイトが失速、台風の目になった「新興ファーム」とは?採用数・報酬・求める人材は…25年の採用市場を大展望 – コンサル大解剖
- 【中国・愛媛・高知編】地銀「本業衰退度」ワーストランキング!3位鳥取銀行、2位島根銀行、1位は? – 新・銀行サバイバル メガバンク 地銀 信金・信組
- Trump administration might give a boost to deep-sea mining for critical minerals
- 【25年の鉄鋼業界】日本製鉄は米国で大ばくち、ミタルとティッセンは存在感低下で業界全体が「新フェーズ」へ突入! – 総予測2025
- 石破・森山の政権中枢が重視する、立民との水面下の「大連立構想」 – 永田町ライヴ!
- Climate tech matured in 2024 as investors favored bigger rounds, later stages
- 東武8000型「通勤車のロングセラー」が放つ存在感 20年間に712両製造、豊富すぎるバリエーション | ベテラン車両の肖像 | 東洋経済オンライン
- Nvidia releases more tools and guardrails to nudge enterprises to adopt AI agents
コメント