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今こそ「ポストNPT」構想:被爆国日本が果たすべき歴史的使命

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1.日常化する空襲警報
北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射、日本の北海道上空を通過し襟裳岬の東約2千キロの太平洋上に落下しました。一昨日13日に「日本列島4島を核爆弾で海に沈める」「日本の領土上空を飛び越える我々の弾道ミサイルを見ても正気を取り戻さない日本人をたたきのめす」と威嚇する中、間髪入れずに、です。
前回と同じコースで高度と飛距離を伸ばしたわけですが、前回のミサイル発射の際に河野外相が「北朝鮮が少しひるんだ」とコメントした通り、トランプ大統領を恐れた北朝鮮がグアム沖を避け、日本の足元につけこんでいるのは明らか。このまま放置すれば空襲警報が日常化してしまうことになり兼ねません。
2.非核三原則の見直し
菅官房長官は「最も強い言葉で非難する」と繰り返しますが、私は「北朝鮮が核兵器をもって恫喝を続けるなら、日本も非核三原則の見直しに踏み込まざるを得ない」と世界に向かって宣言すべきであると考えます。アナウンスだけでも中国ロシアに対するインパクトは絶大だし、今がその時であると思うのです。
自公政権は、あくまでも日米同盟の「矛と盾」の役割分担を維持し、日本が敵基地攻撃能力を保有することは検討もしないと踏ん張っていますが、日米同盟のデカップリングが議論される中、70年代に欧州が対ソ核抑止の強化に取り組んだように、日本も核に手をかける準備を始めるべきではないでしょうか。
日本が核に手をかけると

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