1万人調査で判明した、生活者に重視される企業の“魅力”
電通パブリックリレーションズの研究組織「企業広報戦略研究所」のさまざまな調査・研究を起点に、「鍛えよ!コーポレートコミュニケーション力」と題して連載を行っています。今回は、2017年3月に調査した第2回「企業魅力度調査2017」について、性年代別の視点からレポートをお届けします。
Point
生活者は、性年代別で重視する企業の魅力が異なる!
・「人的魅力」はM1(20~34歳の男性)が最も重視しているが、他の属性も重視している。
・「商品的魅力」は女性に重視される傾向がある。
・「会社的魅力」は一般的な生活者にはあまり重視されていない。
・企業の活動(Fact)を情報発信する際は、ターゲットの属性に合わせて戦略的に決めるのがよい。
性年代別に重視される企業の魅力の3要素
連載第1回でもお伝えしたのですが、企業魅力度モデルは企業の行動(Fact※)を「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」の3要素に分類し、分析しています。この3要素のうち、生活者がどの要素を重視しているのか、性年代別(M1:20~34歳の男性、M2:35~49歳の男性、M3:50歳以上の男性、F1:20~34歳の女性、F2:35~49歳の女性、F3:50歳以上の女性)にまとめたのが以下のグラフです。
※企業行動そのもの、およびそれに伴う事実ベースの企業構成
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