近年、「企業価値」と「社会価値」を同時に創造しようする「Creating Shared Values:CSV」の考え方が改めて見直されている。企業活動を通じて、利益を追求するだけでなく、社会課題を解決することで成長基盤の構築につなげ、中長期的に企業価値を高めようとする考え方である。
アクセンチュアでは、現代における新しい競争戦略として「GPSモデル」を提唱している。これは、従来の「成長(Growth)」「利益(Profitability)」に加えて、「サステナビリティ(Sustainability)」を組み入れて経営戦略を構築するもので、海外の先進企業では、このコンセプトが実際に取り入れられている。本稿では、先進企業での取り組みなどを分析しつつ、この時代における「GPSモデル」の意義、有用性について論じる。
Source: ハーバード
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