プレ金の見直しは当然だ 経団連だけでなく、経産省も猛省せよ
経団連会長の榊原氏は11日の記者会見で、「プレミアムフライデー(プレ金)」の見直しを検討する考えを明らかにした。現状、月末に行われているこの取り組みを月初の金曜日にするなど、実施日の変更を視野にいれているという。まだ、経団連のHPには会見のログが掲載されていないが、読売新聞などが報じており、ヤフートピックスにも載っていた。
プレ金「月初にという声強い」…経団連会長(読売新聞) – Yahoo!ニュース
上手くいっていなかったことを認め、見直しをはかるのは評価できる。いまや、なかったことになっているかのような「ゆう活」よりはよっぽどいい。しかし、もともとこの企画は筋が悪くなかったか。さらには、どこまで根本に踏み込んで見直しをするのか。論点はここにある。
そもそも月末に実施することは無理があることは、最初から明らかだったのではないか。なぜ、そのような方針になってしまったのか。経済団体なのだから、日本のビジネスの常識など理解しているはずだ。もちろん、この取り組みによって月末が過度に忙しくなるという日本の商慣習にまで踏み込む覚悟があるのなら話は違う。ただ、締め日の関係などもあり、難易度は高いことは明らかだろう。月の終わりは四半期末、半期末、年度末にもなり得る。逆に最初からこの時期にすることによって、成果をうやむやにする意図が会ったのではないかとすら思えてしまう。
この施策
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