投資家が着目する余命分析と生命保険買い取りビジネス

欧米では、契約中の生命保険を第三者が買い取るビジネスが普及している。生活に困窮したり、高額の医療費がかかるようなケースで、長年掛けていた生命保険を売却して、生きていくための資金に充てるのだ。
これは「Viatical settlement（バイアティカル・セトルメント）」と呼ばれるもので、1980年後半代にエイズ（AIDS）が流行しはじめたことが起源になっている。当時のエイズには効果的な治療法が無く、発病からの余命期間は２年以内と恐れられていた。感染が発覚すれば、職場で働き続けることにも苦労する。
そこに着目したのが、一部の投資会社である。エイズ患者は高額の治療を続けていくためのお金がかかる。そこで、投資家が生命保険を買い取ることで、患者は投薬治療と生活をしていくための資金に充てることができる。
Source: 起業３

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