今Kubernetesは確実に、コンテナオーケストレーションサービスのデファクトスタンダードになっている。Mesosphereはわりと初期からコンテナを採用し、企業顧客の、分散システムによるクラウド上のビッグデータ分析を支えているが、今日(米国時間9/6)は、大規模な分散アプリケーションを動かすためのOSのような同社のプラットホームDC/OSがKubernetesをサポートする、と発表した。Mesospereはいわば、Apache Mesosの実装系であるが、MesosとDC/OSのためのコンテナオーケストレーションツールとしては長年、同社独自のMarathonを提供してきただけに、今回の動きは意外である。〔*: DC/OS == Data Center Operating System〕
KubernetesのサポートはDC/OS 1.10のベータから提供され、それは9月11日にローンチされる。
今朝この情報をもたらしたThe Informationの記事は、MesosphereがKubernetesに“屈した”、という見方をしている。同じく今朝、ぼくがMesosphereの協同ファウンダーでCEO Florian LeibertやMesosphereのCMO Peter Guagentiに取材したら、両人は屈服説を断固否定した。両人が強調するのは、大企業
MesosphereがデータセンターオペレーティングシステムDC/OSにKubernetesのサポートを導入
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