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伏見稲荷大社で夕闇に溶ける“幽玄”を味わう「夕暮能」

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金剛能楽堂財団は9月8日、新感覚で楽しめる能公演として「夕暮能」プロジェクトをスタートさせる。発起人は海外公演にも積極的に取り組んできた金剛流若宗家・金剛龍謹氏。



プロジェクトの第1回公演は同日17~19時に、京都・伏見稲荷大社 外拝殿&神楽殿で無料イベントとして行われる。問い合わせは公式サイトから。

演目は幽玄を体現する「羽衣」と、稲荷明神のご神体が狐の精霊として現れる「小鍛冶」。





see the invisible(見えないものを観る)をコンセプトとした夕暮能は、視界が闇にまぎれる時間帯に、社寺仏閣で気軽に屋外観劇するという、古くて新しい観劇スタイルの再生を目指す。

従来の能ファンにとどまらず、次世代のファン層獲得を目指しており、SNS映えする京都の社寺の空間を生かして、日本固有の“幽玄”の魅力をグローバルに発信する。

また、今回は地域資源である伏見の日本酒と連携。お酒と伝統芸能の掛け合わせで、ハレの日を祝うイベントとする。

今後、京都観光の新たなスタンダードとなるか注目したい。

夕暮能公式サイト:http://seetheinvisible.jp/



Source: 電通

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