14日に内閣府がGDP(国内総生産・Gross Domestic Product)の速報値を発表しました。
実質GDP(4〜6月期)
1〜3月期に比べて1.0%成長
年率換算で4.0%成長
これは「日本経済、良くなってるぞ」と見える数字です。
GDPは企業の設備投資、輸出などの数字も含みますが、今回は個人消費が非常に伸びています。
個人消費
0.9%増
年率換算 3.6%増
ではなぜ個人消費が伸びているのか。
平成20(2008)年にリーマン・ショック(世界的金融危機)がありましたが、その後、エコポイント制度など「家電製品の買い替え需要喚起」の経済対策を打たれました。
平成21(2009)年頃に買った家電製品が8年ほど経過し、買い替え「再」需要が増加しているということが要因としてあげられます。
また、この4〜6月期は、夏前に夏本番のように気温が急激に上昇したためエアコンや清涼飲料水が売れ、さらに販売規制の強化もありビールも売れるなど、個人消費が盛り上がったこともひとつでしょう。
実質経済成長率は物価変動も加味される統計で、たとえば今期には日用品の値下げや原油安からのガソリンの値下げも加味されていますが、もう一つの指標である名目経済成長率も前期に比べて1.1%増、年率換算4.6%増となっています。
こちらからも「日本経済復調の兆しか」とうかがえ今後に明るい展望といえます。
しかし次の
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