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独立100周年に国際テロの「洗礼」

経済ニュース
スペイン東部バルセロナ市の車両暴走テロ事件の動向に追われていた時、北欧のフィンランドから「テロ事件が発生したようだ」という情報が流れてきた時はやはり驚いた。フィンランドではこれまでイスラム過激テロ事件が発生したと聞いたことがなかったからだ。
少し遅れたが、フィンランドのテロ事件をまとめた。
▲フィンランドの風景(フィンランド政府観光局公式サイトから)
フィンランド南西部のトゥルク中心部で18日、若い男が大きな刃物で通行人を襲撃し、2人(女性)を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。駆け付けた現地の警察官は容疑者の脚を撃ち、逮捕し、病院に搬送した。地元メディアの報道では、容疑者は「アラー・アクバル(神は偉大なり)と叫びながら、通行人を襲った」という。
トゥルクは、フィンランドの最古の町で一時首都だった時代もあった。バルト海に面す港湾都市。南西スオミ県の県庁所在地で、人口は現在、約17万6000人だ。
容疑者の犯行動機は依然不明で、犠牲者をランダムに選んで襲撃している。ただし、死者と負傷者の6人が女性だったことから、攻撃しやすい女性を狙って襲撃したと考えられる。犠牲者の年齢は15歳から67歳で、スウェ―デン人、英国人、イタリア人など外国人が含まれていた。
捜査当局が19日公表した情報によると、犯人はモロッコ出身の18歳の男性。2016年にフィンランド入りし、難民申請をしたが、地元メディア報道

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